14Jul
「肩こり」は、よく耳にする症状ですが、
肩こりに至るまでのプロセスは十人十色
軽い肩こりから頭痛や吐き気を伴う肩こりまで、その原因は、単純な筋肉疲労ばかりではなく、重大な病気の二次的症状の場合もあります。ですから、原因を認識することや自覚していることが大切です。いつもと様子が違う場合には注意が必要です。
肩が凝ったから肩だけを施術するというのは本来の東洋医学の考え方ではありません。現在、このような西洋医学的な考えによる現代医学的鍼灸が主流ですが、本来の東洋医学的な考え方は、原因に応じて施術をするよう古典の原書には「必ず本を求む」と記載されています。
ここが西洋医学との違いで東洋医学の特徴です。
この点を活かして鍼灸施術するのが古典鍼灸です。実際、肩だけを施術しても、原因を取り除かなければまたすぐに元に戻ってしまうということがおきます。特に、パソコンや事務で頭や目を酷使した場合には、タイヤのゴムのように肩がカチカチになる場合がありますが、これは筋肉を酷使して肩こりになったわけではなく、神経を使いすぎた結果ですので、神経の高ぶりを抑えないで、もみほぐそうとしてもなかなかほぐれませんし、返って、もみ返しがくることがあります。
施術したその場は良くても、
すぐにもとに戻ってお困りの方、
頑固な肩こりでお困りの方は、