27Jun
疲れ目と眼精疲労
「疲れ目」は、休憩によって回復もので休憩をとっても目の痛み、頭痛やかすみ等の症状が残るもは、疲れ目ではなく「眼精疲労」と言います。
眼精疲労の主な自覚症状は、疲れによる充血、かすみや視力の低下などや、それに伴い、首や肩等の身体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘、さらにはイライラや不安感といった症状へに至ることもあります。
眼精疲労の原因
眼精疲労を引き起こす原因は、主に3つに分類できます。
一つ目は、目からくるもので、近視・遠視・乱視や老眼など眼の疾患があります。
二つ目は環境によるもので、パソコン作業時のモニターの高さ・モニター画面への映り込み・部屋の明るさ・乾燥・エアコンなどが挙げられます。
三つ目が精神的な要因で、仕事上のストレスや自律神経失調症などです。
また、眼精疲労の患者さんにはドライアイの症状を伴うことが多いようです。
眼精疲労の鍼灸治療
鍼灸施術で血液の循環を促進させることで、目や目周辺の筋肉の疲れを取り去ります。また、頭皮や首や肩の緊張も合わせて緩和して身体全体の緊張を和らげていくことにより、より改善効果を高め、即効性とさっぱり感が期待できます。
自分で対処する場合は、血管は冷やすと収縮し温めると拡張しますので温めたり冷やしたりするのも疲れ目に効果があります。
目の周囲をマッサージすることも効果がありますが、目が炎症を起こしている場合や充血している場合は冷やしたほうが良いでしょう。温めないほうがいい場合もあるので注意が必要です。