12Aug
自分では気持ちは若い!そう思う反面、近頃、身体の衰えを感じざるを得ない場面が増えているということはないでしょうか?気づきたくない気持ちを、グッと、こらえて現状と向き合うことが、未来の健康という財産を手中に入れる一歩となります。
東洋医学では、男女年齢別で身体の変化が述べられています。
これは、いまでいうところの「疫学」にあたります。
※疫学の定義(国際疫学学会):「特定の集団における健康に関連する状況あるいは事象の分布あるいは規定因子に関する研究」
出典は約2000年以上前の医学書『黄帝内経素問』上古天真論からの抜粋です
女性は年齢が7の倍数、男性は8の倍数で身体の変化が記述されています。
今回は、女性に関する記述です。
身体のピークを28歳で迎えてからの様子が以下となります。
四七、筋骨堅、髪長極、身體盛壮 (原文)
女性は28歳になると、筋骨が丈夫になり、髪の成長が極まり、身体のピークを迎えます
五七、陽明脈衰、面始焦、髪始堕
35歳、顏を廻る脈が衰え始め、顔のツヤが衰え始め、髪が抜け始めます
六七、三陽脈衰於上、面皆焦、髪始白
42歳、上半身の顔を廻る三陽の経脈が衰え、顔がやつれ、白髪が目立ち始めます
七七、任脈虚、太衝脈衰少、天癸竭、地道不通、故形壊、而無子也
49歳、子宮を廻る任脈が虚し、経血を廻らす太衝脈が衰え少なくなり、時を迎え、閉経し、体型が崩れ、子供が産めなくなります
いかがでしたか? やはり女性の場合は、閉経を迎える50歳前後が、大きなターニングポイントのようです。
原文に「形壊」とありますが、これを今風に言うならば、閉経を迎えカルシウムが不足がちで、また、基礎体力が落ち、特に体幹のインナーマッスル(深部の筋肉)が衰えてくると、関節に負荷がかかり痛みがでてくるということになります。それに生活での身体の使い方のクセや古傷が加わることにより、さらに関節に負荷が加わります。その結果、股関節や膝関節、また首や腰にトラブルが生じます。
関節の痛みで病院に行くと先生から「歳だから」と、言われて、気力がなえて、あきらめてはいませんか?
痛みを感じた時に、身体に調子に合わせて生活を変えない、また、まったくメンテナンスしないと、さらに、状態が落ちていきます。逆に、ここが、生活と身体を調整していくチャンスにもなります。
「小江戸の鍼」では、
関節の痛みや身体の歪の調整はもちろんのこと、
日頃からのメンテナンス、日常の生活のアドバイスなど、
トータルにサポートします。
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